Tシャツ製作大作戦・花魁パーカー「報告1」
山田ゴロ先生へのプレゼントと言う事で始まった
今回の花魁パーカー製作
勝手に始めただけですけどね(笑)
なんだかんだでもぅ3月だもの
一区切り付いたので途中経過を保存
先生用サイズの白無地のパーカーをいつもの問屋さんに注文
前回の「ハカイダー・Tシャツ」はブラック
実は色付きの素材と、白い素材では描くコツが多少違います
特にブラック
当たり前ですが、色彩の中で一番濃い色は「黒」
何色を乗せても色は付きません
当然、絵の具タイプの「布えのぐ」
僕がいつも使用する「セタカラー」の透明色の方だと色は全く付きません
セタカラーの不透明色だけが色を付ける事が可能となります
で、セタカラーは水で薄める事ができるので、
同色を2個づつ用意します
ひとつは水を多く入れた薄いタイプ
もぅひとつは普通に描きやすい濃度に調節した奴
薄いタイプで先に色を入れます
黒い布地の上に薄っすらと色が付きます
で、1日陰干し
翌日、濃い絵の具で本番の色を塗ります
で、また陰干し
翌日、ブラックの布地だと色が乗らないので、まだ薄い場合があるので三度目の色塗り
あまり塗り重ねすぎると良くないので様子を見て調整
できれば3回は塗らない方が良い
脱線しましたが、
白地だと色も塗りやすいし、布えのぐも使用できるので
白地の方が仕上がりも良いです
特に単色の文様を入れるのではなく、本格的に描く場合は素材は白の方が良いです
白いパーカーの内側に耐水ダンボールの板を入れる
これには理由があり、絵の具で生地に描くのですから当然染み込みます
当然ですが、布地が隣接していれば裏にも染み込みます。
なので、表と裏の生地の間に何かを入れて絵の具の滲みを防ぐ必要があります。
これをやらないと大変な事になります。
作品台無しになりますからね。
ダンボールか、でっかいベニヤ板が軽くて丈夫で最適です
ここが普通の絵を描くのと違うところかも
あと、ブラックの所にも描きましたが普通の布地に水彩で絵を描くととにかく水分が吸収されて水が多いとニジミにもなります。
ぶっちゃけ完璧に防ぐのは無理
なので、カンである程度調整するしかない
絵の具の濃度が違うものを使ったり色々とね
普段使用している4Bのエンピツで軽く下絵を描く
目安なので細かくは書き込みません
で、セタカラーのブラックと
[ARTETJE]CAMLONPRO-PLATA630
と言うシリーズの筆を使って描いていきます
うちには
2
0
2/0
4/0
があります。
基本「0」で描いて、瞳の中とかは4/0か2/0
髪の毛などは2/0
音楽聴きながら描いていきます
この段階では着物の柄はまだ未定
いやー、髪の毛を描くのは大変だった(笑)
実は描いたばかりの所に手を置くと乾いてないから色が付いちゃうし
この細かい線を地味にモヒモ描いてると精神的に疲れるんだよ(笑)
そんなこんなな理由で髪の毛だけで
線画1日、髪の毛を細かく書き加えるのに3日かかった(笑)
髪の毛まで描いたら、なんとなく着物のガラのデザインを決めたのでそこら辺も描きます。
で、
睡蓮とアジサイと桜ね
前に垂れている帯のデザインのベースを黒にする事にしたので黒で塗り塗り
乾燥させてこんな感じ
***
エンピツで下書きした時と、筆入れ後の唇の仕上がりが全然違う(笑)
これでモノクロでも、これはこれで良さそうな気もする(笑)
後は本格的な色塗りです
着物、何色にしようかな(笑)
いじょ
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