Tシャツ製作大作戦【パーカー製作 第2回】彩色

今回はTシャツ製作大作戦、パーカー製作の第2回です

昨日はイメージスケッチから、

パーカーへのペン入れまで描きましたが、

本日は、色塗り作業です


セタカラーのBLACKで線画は完成しており、

一晩乾燥させたものに色を塗ります


白いパーカーなので、線画が生かせるように

使用する画材は

・セタカラーの透明色

・布えのぐ


を使用します


布絵の具とは、衣類、布に水彩絵の具の様に描けて

乾燥すると耐水性となる画材の事です。


もちろん塗る対象が衣類ですから水が多すぎるとニジミます

そこら辺も含めて作業を心がけましょう

大きい部分に塗る際に、水彩絵の具の様に水分タップリで塗るとニジミます

付近にはみ出されると困るスペースがある場合は

水を加えるのにコツがいります。


水彩絵の具の様に使用するのではなく

最低限、描きやすい少ない水で溶きます

完全に液体化した絵の具と違い、描く対象も布なので描き難いですが

その分、ニジミが少なく済みます


同じ色でも塗りたい場所によって違う感じに製作する訳ですわ

それでも滲む部分が出てくるので

上手い事やるしかございません

まぁ、手描きの味わいと言う事でね(笑)


13時頃から作業を開始しまして

花魁部分のみですが、完成したのが20時40分頃


7時間ほどの作業でした


そうそう、僕は台にパーカーを固定して作業はしません

衣類の内部に横幅に比較的に近いベニヤ板を入れます

耐水ダンボールの場合もあります


これは特にTシャツの場合に凄く理由がございまして

衣類に水彩的な絵の具で描いているので、自分が描いている布地面だけでなく

もちろん、裏側、背中側の布地にも水はしみていくので

ニジミ対処しないと裏面がとんでもない事になります


後は、描く面積がとにかく大きいので

ベニヤ板みたいなものだと上下を自由に回転させたりできます

これは便利なんですわ


紙に描くのと違い、布に染み込んでいく分の絵の具もあるので

面積以上に絵の具を使用するのも特徴です


僕は金とか銀などの使用しますが、これもアクリル絵の具とは違う性質があるので

不透明職の白も独特かな


何だかんだダラダラ描きましたが、本日の成果です


後は完成したら、櫛や着物に柄を描きます


どんな柄にするかなぁ・・・


花魁が完成したら周囲に「桜」を散らす予定です


後ろが終ったら前面と両腕もありますし


パーカーだからフードをどんな風に仕上るかとありますね。


まだまだ先は長い(笑)




いじょ

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